ボヘミアクリスタル

─ 悠久の時を経て引き継がれる技術

古くは神聖ローマ帝国の時代より、良質な陶土層と森林資源に恵まれた
ボヘミア地方(現在のチェコの西部・中部)で花開いたガラス工芸と陶磁技術は、
今も伝統として引き継がれています。

Laska Bohemiaglass [ラスカボヘミアガラス]

中世の貴族文化で花ひらいたボヘミアガラスは時代と共に技術を磨いてきました。
美への飽くなき追求心とそれを支える職人の技術力はいつの世も変わりません。
そして未来へ。
今までの想いに愛(チェコ語でラスカ)を込めてお届けする、
次世代のボヘミアガラスです。

The Art of Glass [ラスカボヘミアの芸術的な装飾技法]

  • 1. カット

    グラインダーでガラス表面に文様を削りだす技法。500PKカットやボヘミア風ダイヤモンドカットなど、良質なボヘミアクリスタルをさらに輝かせるカットは、その歴史も古く、ボヘミアガラスの誇りと言えます。

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  • 2. ラスター彩加工

    特殊な液体の金属酸化物をガラス表面に塗布して焼き上げると虹彩やパール感など、変化に富む独特の風合いが生み出されます。

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  • 3. ハンドペイント

    低温で溶かした色ガラスの顔料や金をまぜた溶き油でガラス表面に繊細な絵や文様を描き、焼き付けられるハンドペイント。基本的技法であり、伝統的な芸術性と職人の匠の技と言えます。

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  • 4. ダイヤカット

    硬いダイヤモンドの針の先でガラスの表面を点や線で少しずつ削ってゆくこの技法は、流れるようなパターンを創り出せるのが特徴です。

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  • 5. パントエッチング

    ワックスを塗布したガラスに専用の針先工具で文様を描きながら削った後、酸に浸して文様部分を腐食させ、お湯で洗い落とすとボヘミアクリスタルガラスの光沢豊かな表面に美しいモチーフが浮かび上がります。

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  • 6. 吹きガラス

    高温の炉の中で溶かしたガラス種を吹き棹で膨らましていく技法。特に木型を使わず職人の想像力で成形するボヘミアガラスの「宙吹き」は数百年間受け継がれている炎の芸術です。

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  • 7. エングレーヴィング

    銅や石を使ったグラインダーでガラスに彫刻を施します。硬質で透明なボヘミアクリスタルにモチーフを描くには時間と日数が必要で、まさにボヘミアガラスの粋というべき技です。

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Egermann [エーゲルマン]

B・フリードリッヒ・エーゲルマン

ノヴィ・ボール地方のガラス職人B・フリードリッヒ・エーゲルマンが16年もの歳月をかけて生み出した独自製法による赤いガラス。

1832年に生まれたエーゲルマンガラスは、その華やかで独特な色彩を持つガラスに、卓越した彫刻技術で装飾が施され、第一次世界大戦後にチェコガラス産業を再生させる原動力ともなりました。エーゲルマンガラスはボヘミアの古典的な工芸品として、現代でも世界中の人々から愛されています。

Collections [エーゲルマンコレクション]

180年以上もの間ボヘミアの伝統技術にこだわり、すべての工程が手作業によって行われるエーゲルマン。そのコレクションが生まれる工房は「ボヘミアガラスの宝箱」と云われ、ボヘミアガラスの伝統技法を現代に伝え続けています。

  • エーゲルマンレッド

    赤いガラスは万病を治す魔法の力を持っていると信じられており、バロック時代の錬金術師をはじめ、一般の人々にも大変人気がありました。創始者B・F・エーゲルマンが長い歳月を かけ完成させた深紅色のガラス表面に、ロココ風のエングレーヴィング(彫刻)を施しました。

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  • エーゲルマングリーン

    緑色に着色したガラスに卓越したガラス彫刻職人が豊穣を意味する葡萄のデザインをエングレーヴィング(彫刻)しました。不透明な色彩ガラスが放つ神秘的な光沢と独創性が表現されています。

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  • エーゲルマンダーマ

    深紅と黄金色に、貴婦人達が集う中世が見え隠れします。爛熟したヨーロッパのバロック文明に酔いしれた貴婦人たちが、こよなく愛したというルビーとゴールドの組み合わせ。優美さが、今甦ります。

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  • エーゲルマンモドレー

    チェコ語でブルーを意味します。チェコでは花嫁が青いものを持っていくと幸せになると伝えられています。そんな言い伝えから、空のように澄み渡る美しい「青」をお届けします。

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  • エーゲルマンアガット

    宝石のような深い赤色(アガット)。その赤とクリアの重ねに精緻なエングレーヴィング(彫刻)を施したコレクション。エーゲルマンの伝統が映える逸品です。

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  • リッチエングレーヴィング

    削り出した窓のふちの模様は金彩。窓内はエングレーヴィングが施してあります。

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  • ホワイトオパール

    乳白色と透明の被せガラスにエナメルペイントを施しました。

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  • オーバーレイドグリーン

    透明と緑色の被せガラス。色彩豊かなハンドペイントが美しさを際立たせます。

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Blue Onion Tradition [ブルーオニオントラディション]

透きとおるような白磁に神秘的な藍をあしらったオニオン模様は16世紀中国・明朝時代のざくろ模様にまで遡ります。18世紀になりヨーロッパに渡り、各国の王侯貴族を魅了しました。1864年、百塔の都プラハから程近いドゥビィ(Dubi)という小さな街に、この“ブルーオニオン”を代表とするチェスキーポルツェラン社(Cesky Porcelan)が誕生しました。この工房から創り出された“ブルーオニオン”は当時からもてはやされ、その工房は世界3大ブルーオニオンメーカーのひとつに挙げられるに至りました。

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ブルーオニオンの模様

「ブルーオニオン」とは、あざやかなコバルト色で描かれた玉ねぎ模様のこと。
16世紀に中国で生まれたざくろの模様が、18世紀のヨーロッパでロココ様式の影響を受け、人々のユーモアによって玉ねぎ模様に変化したものです。器に描かれた全ての模様には東洋哲学に由来すると言われる意味があります。

BOHEMIA COBALT [ボヘミアコバルト]

使いやすいシンプルなフォルムに、伝統的なブルーオニオンのモチーフを大胆にアレンジした「ボヘミアコバルト」シリーズ。白とコバルトブルーの絶妙なコンビネーションは、和洋中問わずどのような料理にもマッチし、洗練されたテーブルコーディネイトもお楽しみいただけます。使いやすさにおしゃれなインテリア性を添えて、ギフトに、普段使いに、ご愛用いただけるシリーズです。

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デザイナー:JIRI PELCL(イジー・ペルツル)

JIRI PELCL(イジー・ペルツル)

1950年チェコ共和国生まれ。プラハで建築を学んだ後、ロンドンで家具デザインを学び、1990年に「Atelier Pelcl」を設立。同年、ハヴェル大統領(当時)の依頼によりプラハ城内のインテリアデザインを担当し、チェコを代表する建築家として認められました。以降、家具デザインなどの幅広い分野で活躍。後進の指導にもあたっています。

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